学校長あいさつ

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兵庫鍼灸専門学校 校長 臼馬賢
兵庫鍼灸専門学校 校長
臼馬 賢

真の鍼灸医療人となるために。

 近年、私たちを取り巻く環境は大きく変化しています。急速に進む少子高齢化社会を根底に抱えながら、不安定な政局、先の見えない経済情勢、混迷を深める国際社会、更には激しい気候変動による自然災害など、過去に経験したこともない事態が、いま現実に起こっています。また今後も起り得るのだろうと予想されます。そのような社会の中で、私たち鍼灸医療に携わる者に求められるものはなんでしょうか?

 それは、真の鍼灸医療人たれ!ということであると考えます。それは、決して国家試験に合格するだけではなく、またリラクゼーションのような癒しを提供するだけでもなく、病や怪我に苦しんでいる患者さんのために、その原因を根本から見極めることができる知識と、苦痛を少しでも早く改善することができる確固たる技術を身に着けていること。更には、病に苦しむ患者さんに寄り添い、共に健康を取り戻そうという強い意志と限りない温かな人間性を兼ね備えた医療人、本校は、そんな臨床力を持った鍼灸医療人を育てていきたいと考えています。本校が『医心の育成』、『技術の伝承』、『学問の追求』を建学の精神に掲げる所以です。

 兵庫鍼灸専門学校は、2001年4月に社団法人兵庫鍼灸師会によって設立されました。本校は業界団体が設立した唯一の養成施設です。『鍼灸師の育成は鍼灸師自らの手で!』という合言葉のもと、常に臨床現場に立つ教員によって鍼灸医療人の育成が行われています。そこに貫かれているものは『実学主義』であり『臨床中心主義』です。

 その実践の為に本校では、兵庫鍼灸師会と連携を密にして夏季大学や学術講習会、各種ボランティアへの参加鍼灸師会会員の施術所への臨床見学など、卒業後直ちに役に立つプログラムを多数設定しています。また、海外交流においても中国北京での臨床実習や上海での解剖実習など幅広い研修の場が用意されています。

 今日の医学教育の基礎を築いたウィリアム・オスラー博士は、『医療は患者と共に始まり、患者と共にあり、患者と共に終わる』と述べられています。

 病める人たちの為に医療があるのであり、医師や鍼灸師の為にあるのではありません。常に患者さんの目線に立って、病や怪我を診断し治療していく、そんな当たり前のことを当たり前に行える鍼灸医療人に成長すべく、本校の学生は日々精進を重ねています。

 どうか、皆さんも鍼灸医療人としての道を私たちと共に歩んで行こうではありませんか。

皆さんが本校の門を叩かれることを心よりお待ちしております。